平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
処方箋肥料ミノリーナは、このたび 有機JAS附属書A表A.1適合資材(JASOM-251004) として登録されました。
これにより、有機JAS認証を取得している圃場においても、ご使用いただけます。
有機栽培における土づくりについて
有機栽培では、作付けを続ける中で土壌環境が変化し、
生育のばらつきや病気が出やすくなるケースがあります。
ミノリーナでは、土壌の状態を確認したうえで、圃場ごとに必要な量のみを施用することで、無理のない土づくりをサポートします。
今回の登録内容について(少し詳しく)
今回の登録は、有機農産物の日本農林規格 表A.1「炭酸カルシウム」 としての適合判断になります。
しかし一方で、
- ミノリーナの肥料登録上の分類は「消石灰」
- 有機JAS資材評価上の区分は「炭酸カルシウム」
という整理になっており、
「どういうこと?」と感じられる方もいらっしゃるかと思います。
そこで、少し整理してご説明します。
なぜ「炭酸カルシウム」として登録されたのか
ミノリーナの原料は ドロマイト粉末(苦灰石) です。
このドロマイト粉末について、有機資材協議会の評価では
炭酸カルシウム系資材 として判断されました。
理由は、以下によるものです。
- 供給元からの書面上の名称が「ドロマイト粉末」であること
- 主成分が炭酸塩鉱物であること
つまり、原料の性質に基づく分類です。
しかし製品としては「消石灰」
一方で、弊社ではこの原料を加工しています。
そのため、実際に販売しているミノリーナは、
- 肥料登録上は「消石灰」
- 肥料取締法に基づく登録も完了済み
という整理になります。
ここが少しややこしい部分です。
整理すると
| 観点 | 分類 |
| 有機JAS使用可能資材 | 炭酸カルシウム(表A.1) |
| 肥料登録上の分類 | 消石灰 |
| 原料 | ドロマイト粉末 |
分類の視点が異なるため、表記が変わっているだけで、
法的整合性は取れております。
有機栽培におけるミノリーナの役割
有機栽培では、
- 作付けの継続
- 堆肥施用の蓄積
- リン酸の過剰
- pHの微妙なズレ
などにより、土壌環境が少しずつ変化します。
「有機だから安心」ではなく、
有機だからこそ、数値管理が重要になる場面もあります。
ミノリーナでは、
- 土壌pH
- EC
- 必要施用量
を算出し、圃場ごとに設計します。
感覚だけに頼らない土づくりを、
有機栽培でも実践できます。
最後に
少し専門的な内容で分かりづらい点もあったかと思います。
ですが私たちは、
- 表示の違い
- 法規上の整理
- 実際の製品特性
をきちんとお伝えしたうえで、
農家の皆さまに安心してご使用いただきたいと考えています。
「自分の畑でも使えるのか?」
「有機JAS圃場で問題ないのか?」
ご不明点がございましたら、いつでもご相談ください。
今後とも、処方箋肥料ミノリーナをよろしくお願い申し上げます。

