カルテックの優れた吸収特性
カルテックは、消石灰の高反応性・超微粉化・高白色性を目指して特異な粉体ハンドリング技術により製造された製品です。通常のJIS特号消石灰と比較し、比表面積は1.5倍から2倍と大きいことを右のグラフからご確認いただけます。特にダイオキシンなどの合成温度域での塩素ガスの吸着反応が多いのが特徴です。
※写真クリックで、大画像でもご確認いただけます。
カルテックの特徴
従来まで水酸化カルシウムは平均粒子径が5〜7μm(最大粒子径で20μm程度)のものしか製造できませんでしたが、カルテックは微粒子粉体製造技術の確立により、平均粒子径1.5μmという微粒子化に成功しています。
もちろん水酸化カルシウムですから、環境と体に優しいことは言うまでもありません。加えて、微粒子化することでプラスチックの難燃化充填剤として強度や柔軟性に優れた分散性が非常によいものとなっています。この難燃性の他に、抗菌性や脱臭性、有毒ガスの捕捉性などの性質があり、様々な可能性を持っています。
カルテックの用途例
◎プラスチック用途への抗菌剤(ショッピングバッグなどに好適です)
◎プラスチック樹脂への受酸剤
◎塗料用途の防錆剤
※受酸剤として利用する場合は、ステア燐酸カルシウムの1/7〜1/10を目安としてください。